ビタミンCサプリメントの処方、アンチエイジング効果、抗酸化作用、摂取不足、喫煙、尿路結石、副作用、購入・販売価格についてお話しいたします。
- 商品名：ビタミンC ドクターズカクテル（VitminC Medical Dr’s Select）
- 主成分：ビタミンC 500mg/錠 バイオフラボノイド、ワイルドローズヒップなど
- 効果 ：抗酸化作用、アンチエイジング
- 用量 ：60錠
- 服用方法：1回1錠を1日2回
- 服用上の注意：特になし
ビタミンC（アスコルビン酸）とは
「アンチエイジング」、「抗酸化」、「動脈硬化予防」が気になる方にお勧めしています。
ビタミンC（アスコルビン酸）は抗壊血病の因子として発見された水溶性ビタミンです。体内で重要な抗酸化物質として働くこととコラーゲンの生成に欠かせないビタミンです。
抗酸化作用によって動脈硬化を抑える働きや喫煙等で生じた活性酸素の解毒作用、体の老化につながる酸化を抑える「アンチエイジング」効果が知られています。また腸からの鉄の吸収を改善させ貧血の改善させる作用、コラーゲンの合成を助ける作用などがあります。コラーゲンは免疫力の増強効果やしみやしわへなど皮膚への効果が知られており「アンチエイジング」効果や動脈硬化改善による器質性ED改善効果が見込めます。また皮膚への効果もAGAの治療サポートしてくれることでしょう。
殆どの動物はブドウ糖を基にしてビタミンCを体内で合成することができますがヒトではビタミンCの生合成に必要な酵素が欠損しているため体内でビタミンCを合成することができません。そのため野菜や果物からビタミンCを摂取しなくてはいけません。
ビタミンC（アスコルビン酸）の摂取量
平成25年の国民健康・栄養調査では通常の食品から男性で平均92mg/日、女性で平均96mg/日を摂取しています。喫煙者は非喫煙者に比べてビタミンCを多く摂取する必要があります。
ビタミンC（アスコルビン酸）が不足すると
ビタミンCが不足すると、コラーゲンの構造が弱くなるため毛細血管から出血し、歯肉炎や貧血、全身倦怠感、脱力、食欲不振が見られるようになります。いちばん有名な病気は「壊血病」です。壊血病はビタミンC欠乏症によって起こる疾患で出血を主症状とします。
大航海時代の船乗りは壊血病で多くの船乗りが亡くなりましたが、ビタミンCが発見されて果実などを船に持ち込むようになってからは船乗りが壊血病で亡くなることはなくなりました。ビタミンC欠乏の治療には100～200mgあるいはそれ以上のビタミンCを投与します。
ビタミンC（アスコルビン酸）と喫煙
平成25年の国民健康・栄養調査では通常の食品から男性で平均92mg/日です。喫煙者は有害物質の解毒のためビタミンCの代謝が速くなっていて非喫煙者と比べビタミンCの代謝回転が約35mg/日多いことが知られています。男性の場合92+35＝127mg/日の摂取が必要と考えられます。
ビタミンCは喫煙で代謝亢進し生体内のビタミンCが減少することと、また小腸でのビタミンCの吸収も低下するといわれています。したがって喫煙の害から身体を守るためにビタミンを摂取するならば抗酸化ビタミンのビタミンC、ビタミンE、βカロチンを適量摂取することが勧められます。
ビタミンC（アスコルビン酸）摂取で尿路結石は起こりません。
以前ビタミンCを取りすぎると尿路結石になるとうわさされた時期がありました。これはビタミンCを摂取している方で尿路結石の原因であるシュウ酸が正しく測定されていなかったためであることが判明しておりこれは現在否定されています。
ビタミンC（アスコルビン酸）の副作用
ビタミンCの耐用上限量は定められていませんが一度に2～3g摂取すると下痢など消化器症状が見られますので1回の大量摂取は控えて頂いたほうが無難です。
