コラム

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2022.03.09

パースピレックス(制汗剤・体臭剤 汗、臭いなど)

  • 商品名 パースピレックス ロールオン 25ml(Perspirex)
  • 製造販売元 パースピレックス社
  • 主成分 塩化アルミニウム

パースピレックスとは

ヨーロッパを中心に製造販売されている制汗剤、消臭剤で日本では未承認ですが医薬品となり医師の処方が必要な薬剤です。「ロールオンタイプ」と「ローションタイプ」がありますが「ローションタイプ」は手足用で脇に塗布することができません。パースピレックスの有効成分「塩化アルミニウム」は水と反応すると固形になり安定化する性質があり汗腺内の汗と塩化アルミニウムが反応すると水酸化アルミニウムに変化します。水酸化アルミニウムが皮膚上層のケラチンと反応することで角栓形成し汗腺を塞ぎ発汗を抑えるようになります。角栓形成された汗腺は汗の生成・分泌を行わないようになり効果が持続する限り効果が持続します。無臭タイプですので男性には使いやすい制汗剤です。また衣服への色移りもありません。

パースピレックスの適応症

多汗症(わき、手足)、軽度のわきがに効果を発現します。汗腺を塞ぐため多汗症の方に効果を示します。また発汗低下による腋臭の低下にも効果を発現します。「ローションタイプ」は手足用で脇に塗布することができません。「ロールオンタイプ」は基本腋下用ですが全身の塗布は可能です。

パースピレックスの治療効果

第三者臨床期間による臨床試験において、一度の使用で汗の65%を抑制する効果が72時間以上持続することが実証されています。

パースピレックス外用の注意点

汗腺の活動が鈍くなる夜に患部に1回塗布してください。水に反応するため患部が乾燥した状態で使用してください。開始当初は1週間程度連続で患部に塗布し安定してからは2~3日に1回患部に塗布してください。1本で約2~3か月分になります。塗り直しや、多量の塗布は必要ありません。その後は3~5日間効果が持続します。(個人差があります。)塗布した翌朝は患部を洗い流すようにしてください。

パースピレックス外用の副作用

パースピレックスは刺激が少ないことで知られていますが時に刺激によりひりひりする場合があります。同タイプの他社製品より効果持続が長いことと成分の一つである乳酸アルミニウムが刺激を軽減させるのでパースピレックスは他社製品よりも人気がある製剤です。

皮膚の刺激を抑制する方法に関しては特許を取得しているそうです。ただし皮膚に傷や疾患がある場合は使用をお控えください。かぶれ等が出たときは使用を中断し皮膚科医にご相談ください。脱毛の48時間以内は使用をお控えください。

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